なぜ私はアウトプットすることができないのか
・自分の実力を認めたくない
・バカだと思われたくない
・痛い人間だと思われたくない
・何も考えていないことを知られたくない
・批判されたくない
今日も言い訳ばかりして、逃げているわけだ。
『奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール』を読んだ。
編集者である主人公の気持ちは痛いほどよく分かる。
「ディレクションやりたいなら、プレイヤーとして一流になってくださいね。二流じゃダメですよ」
1年前、同僚たちとのカラオケの最中、年上の部下が残した言葉が脳みその裏側にこびりついている。
私はあれからしばらくプレイヤーになりきれない営業を続け、
そしてライター経験がないまま、記事の編集に携わることになった。
いまだにどこかで「指示する側は、指示される側よりもすべてにおいて優れているべきた」と思い込んでいる自分にとって、この立場はなかなか堪える。
そろそろ「編集者として、ライターと一緒に仕事をする力が自分には足りていない」ということを認め、改善を図らなければ前に進まなくなってきた。
ダサいとかキモいとか痛いとかバカとか気にしている場合ではない。
文章は慣れだ。とにかくアウトプットして、多くのフィードバックをもらった人間が勝つ。
そのアウトプットがどれだけ低レベルでも、数多くの言い訳を並べ、アウトプットしないよりは遙かにマシだ。
ということに、気付いてはいるけれど、実際こうやってキーボードに両手を置くと、
指は動かないわけで…。
でも、逃げずに1日30分、まずは続けようと思っている。